2012年7月23日月曜日

続々「Xperia SX」について

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ということで、docomoの2機種はモックですけど……

左から「optimas it」、「Xperia SX」、そして天下の「iPhone 4S」様、スリーショットですね。

「it」は完全にモニタ横幅は「4S」とガチ。「iPhone5ってこんな感じかもな」と思いつつ、「it」に触れてみるなんてのもオツなものですな。ただし、当然iPhonde5は“薄い”とは思いますけどね。

で、「SX」はやはりモニタ小さい。YouTubeとかで、操作しているSXの様子などを眺めると、そんな印象は不思議なほどないのだけれど、実際に触れてみると、「ちっさぁ…」。

開発者のインタビューとか読んでみたけれど、テザリングのための“ハブ”みたいな考え方が前提にあるみたい。つまり、もっと積極的に何かしたいのなら、Padとかラップトップとかと組み合わせてよ、みたいな雰囲気。

95gの圧倒的な軽さがあって、そこにたとえば“Walkman”の本格的アプリとかプラスしてある、と。

コンセプト的には理解できる。が、「文字情報」って日常的にも大きいと思う。なにが言いたいかと言えば、ちょっとしたモニタサイズの違いでガラリと世界が変化してしまうということ。

最初は無理して読んでいても、次第に文字情報が疎ましくなっていく人間の性というか。つまり、メディアの特性に人の感性が強く無意識のうちに影響されてゆくということ……。

また今回こげなスリーショットを撮って思ったのは……

「ソニーはiPhoneとのガチ、あえて避けているのかな」ということ。

AppleとかiPodとかiTuneとかIPhoneって音楽の歴史も強いですよね。でも、歴史的にはWalkmanって超革命だったと思う。

モニタサイズとかガチバトルしても面白いんじゃないかな、と思う。

Xperia GXもそうなんだよな……。Galaxyとのガチを微妙に避けている雰囲気……。

で、optimas itとか、かなり気になっていたのですが、今回「小ささ」について、ある種の結論が出たわけです。

それは「持ちやすさ、操作しやすさ」については過去のジョーシキが通用しなくなっているってことなのですね。

4.3インチにもかかわらずの激薄「MEDIAS X」。

4.3インチにもかかわらず筺体の形状によって片手に吸い付く「HTC J」(au)。

4.8インチにもかかわらず激薄&形状によって片手でも吸い付く「Galaxy S3」。

基本的にはここ1年でも「薄さ」が進化している。これに加えメーカーがどれだけ「片手での操作性」を考えているか?で筺体の考え方が進化している。

もしかしたらプロダクトデザイナーが絵とCADで済ましているだけのメーカーと、そこからさらに原寸のプロトタイプを実際に削りこんでいって、「操作性」を追求しているか、どうか。今の時代は、その修正した現物をレーザーで測定して、再び数値化することは容易なんだしね。

具体的には書かないけれど、片手持ちすると、手のひらにスマホの角がぶっ刺さる新製品も多いわけです。身体感覚的には不快だし、しかも操作性、親指の自由度を大きく阻害する結果と
なる。まさにこれ、ユーザーエクスペリエンスそのもの。

CFなんかでも、片手でスマホ持って、もう片方の人差し指でピッピとスワイプしていたりする。電車の中でも、店頭でもよく見かける光景。

でもあれはもう過去の因習。

ことわざに「大は小を兼ねる」というものがある。実際には当てはまらないことも多いけれど、最新スマホの世界では「大は小を兼ねる、ものもある」ということ。

Nexus Oneが登場してまだ二年半しか経っていない。

これからの2年のスマホの進化もスゲーと予想する。

ひとくちにスマホと言っても、ユーザーエクスペリエンスは現状でさえ、まったく違う。

たとえば次のNexusは、サムスン、モトローラ、HTC、ソニー、あともうひとつは未発表という計5社の競作のカタチで登場するという。(追記。もう一社はZTEかもしれない……)

これそんな遠い話ではない。

これ登場したら、またガラリと世界は変わる。

そんな荒波を悠々乗り越えてゆくモデルを選びたいものですね。






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