■ 日本のSIMフリー端末の主役級、爆誕
ということで、格安スマホねた。
2017夏商戦、SIMフリー端末の主役級が本日発売開始(6月9日)。ファーウェイの『P10 Lite』でございます。
前作、P9 Lite が大成功を収めたファーウェイ。SIMフリー市場でのライバルたる、ASUS、FREETEL等を、ついにチギった印象です。
特にワイモバイル扱いのP9 Lite が、物凄く売れた模様。ワイモバイルのアドバンテージは、全国1000箇所に及ぶ、ユーザーとのリアル・タッチポイント(リアル店舗)。その“威力”が炸裂した模様。
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また、格安SIM各社(MVNO)の端末販売体制が、やっと整った時期でもありまして、契約中のMVNO経由であれば、簡単に分割払いにて端末代が支払えてしまうということも、P9 Lite の販売を後押しした模様。
んで、P10 Lite の商品性に関しては、ほぼ“Japan Special”な印象です。
■ 絶対的なニーズを外さないこと
まず、価格ありき。絶対的な安さ、のこと。
そこを大前提として、ASUS Zenfone 3 シリーズに負けて劣らない質感とスペック、もちろんP9 Lite を上回るスペックを与えたという印象です。
対 P9 Lite に関しては、SoC の性能向上、さらにRAM / ROM容量の拡大といった具合に、“分かりやすい部分”にて、明らかな性能向上を実現。RAMは3GB、ROMは32GBとなったので、やっぱり安心感は絶大でしょう。
もちろん引き続き、micro SDにも対応(max 256GB)。日本のAndroidマーケットでは、強くmicro SD対応が求められる模様。コストのために割愛するのはご法度。
さらに、です。
今回からは、au VoLTE にも対応。UQモバイルも正規で扱うことになりました。ワイモバ vs UQモバイルというバトルがアツいですが、まるで武器商人がごとくファーウェイは両陣営に“タマ”を供給するのであります・w
まっ、ファーウェイは、しっかり日本のSIMフリー・マーケットのことを観察しているのは明らかでしょう。振り返れば、初期から楽天モバイルとも昵懇なのは、ファーウェイ・ジャパンの営業戦略部隊が緻密に販路と連携をとっていた証.....。
中国、ナメたらいけませんね。注意。マジで。
ただし、です。
■ arrows が化ける可能性もアリ
確かにイケイケのファーウェイなのですが、昨今、日本市場では、新・目の上のタンコブ的なブランドが存在しています。
それは、arrows。もちろん国産、富士通製ですね。実際、SIMフリー市場で、arrows は売れているみたい。防水・防塵、耐衝撃性、さらにはおサイフケータイ(Felica)を当たり前のように搭載するガラスマの系譜がウケているみたい.....。
なのでついに、ファーウェイ・ジャパンの統括責任者もP10 Lite の発表会で「防水やFelica は日本市場で無視できないニーズを抱えている」と明言した次第。
ファーウェイは凄く慎重な会社だと感じるワタクシですが、ついに“防水&Felica”を明言したか....と思った次第。次はきっとそれ・w
実際、ドコモと富士通は不穏な動き~。
2017夏モデルのarrows Be F-05J と“docomo with”という新料金プランですね。そもそも、F-05J はSIMフリー転用を前提としたミドルレンジでして、そんなハードウェアとドコモの新プランがツルんでいるわけです。
arrows が日本のSIMフリー市場で、どう化けるか? 可能性は大アリでしょう。
ともあれ、従来からの“流れ”でいけば、P10 Lite がヒットするのは自明の理。機会あれば、デモ機に実際に触れてみよ~と思っている今日此の頃でございます。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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