■ さすがのIIJmioもユーザーニーズには勝てず
ということで、格安SIMギョーカイのリーダー格たるIIJmio が新料金プランを発表いたしました~。
使わない人は大して使わないけど、使いたい人はスッゲー使うという二極化の時代。
さすがのIIJmio も、いわゆる“大容量プラン”を追加、と。
今までは、子分格のDMMモバイル、AEONモバイル等々が“大容量”をウリにして個性を発揮していたので手控えていた気配もありますが、それこそIIJmioユーザーの中にも“大容量”を希望している人が増えているはずでして、MVNEたるIIJmioも、ついに重い腰を上げたのか、と。
さて、新プラン『データオプション』。20GBと30GBが設定されていて、それぞれ3100円、5000円となります。
たとえば、多数派が利用しているだろう、月3GBの「ミニマムスタートプラン」の場合、20GBのデータオプションを追加すれば、トータル月23GBとなりつつ、900円 + 3100円 = 4,000円ジャスト(税別)。
ここでギョーカイ最安値(クラス)を標榜し続けているDMMモバイルの価格を再確認です。
20GBプランで、3,980円。
ということで、実質、IIJmioのデータオプションが(今のところ)ギョーカイ最安値クラスとなりました~。
パチパチ。
■ 端末代と組み合わせると、格安なのか? 本当に....
最近ドコモは、ちょっとだけ帯域の卸売り価格を値下げしたそうで、特に大容量プランについては、新しいオマケ付きといったところでしょうか。
格安SIMギョーカイの場合、月20GBで、約4000円っつーのが、今のところ基本相場になっていると覚えておきましょ~。
ちなみに、上記価格は、データ専用SIMのものでして、通話回線付きSIMの場合は、ギョーカイの相場はプラス700円(DMMは、プラス650円ですけど、結構、例外的)。
となれば、通話回線付きで約20GB使えるとなると、相場は税込み5,000円弱ってところでしょうか....。うーん、結構まとまった金額かも.....。
それこそIIJmioの「ファミリーシェア」プラン(10GB)を土台としつつ、複数名の家族でデータをシェアするというのが前提ならば、結構アリかもですが、個人ユーザーの場合、微妙ーかもなぁ。
■ やっぱりある程度のところで格安SIMのシェアは止まる?
もちろん、IIJmioのデータオプションは、ドコモ、au、ソフバンの「プラス1000円で、20GB。テザリングしたかったら、もう1,000円払え」な設定にも大いなる影響を受けているのは間違い無し。
最新のiPhone 7 128GBで、20GB、さらにテザリングも可能とすると、1万2,000円くらいでしょうか.....。
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仮にAppleでSIMフリーの7 128GBを24回払いゼロ金利で買った場合(これ書いている今は、“赤”が出たせいか、ゼロ金利は12回まで短くしている)、月々税込みで約4,000円といったところ。
となれば、SIMフリーと格安SIMの20GBの組み合わせだと、トータルで約9,000円/月ってところ?
最新のiPhone 欲しい、データも大容量欲しいとなると、ビミョー過ぎ.....。
しかも、昼の混雑時だって、3大キャリアなら、遅くてYouTube がまともに見れない....なんてこともないわけだしぃ。
ビミョー。
iPhone が欲しいけど、4インチで十分、かつ、大してデータも使わない。とにかく月々の支払い金額を下げたい! ってな人には、既にワイモバとUQモバイルのiPhone 5s / SE が存在しているわけで.....。
ピーンチか、いわゆるひとつの格安SIMギョーカイ.....。世の中、厳しぃ~っ。
ともあれ、我が愛する、格安SIMブランド『マイネオ』にも、IIJmioの追従をご検討していただきたい今日此の頃ではありんす。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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