ということで半島ネタ。
今朝(2017年4月17日 月曜)の、DHCシアターの青山繁晴には失望させられました。最早、官邸中枢からはキーファクターに関しては何も知らされていないに近い状態なのだと推測。
発射したミサイルが発射四秒後に爆発した情報を受け、やっと“サイバーアタック”の要素を言い始めた....。そんなの素人でもできる。しかも、太陽節までの北の行動(核実験 / ICBMの発射実験の実施)は、予測不可能だったのは間違いなく、太陽節(4月15日)までの数日の危険性が警鐘されていて当たり前。
まあ、太陽節前の数日が大きな峠であることは、長らく、山口敬之が先頭に立って言い続けているわけでして、青山繁晴、朝イチから声張り上げて人の事、dis.ってんぢゃねーよ、とワタクシは思うところであります。
青山繁晴は、テレビに出ている連中が何も考えていない....と強く批判したけれど、結局、4月末が本来の危機であると言い直している。だったら、そんなの一ヶ月前から言い続けろっーの。アメリカ軍の高官に電話掛けて教えてーというのも思考していない証拠です。
一方、山口敬之から発せられる情報は、最新の官邸中枢からのものとワタクシは勝手に推測しているところ。ただし、“サイバー”に関する概念に関しては、わざと秘匿していると、これまた勝手に予想。理由? マジなトップシークレットだからでしょう。
本当のことを精度高く知っているからこそ、言えないのですわ。
んで、です。
自ら思考すれば、素人でも「日本には北からミサイルは着弾しない」と類推できるのです。
まず、トランプと習近平のフロリダでの直接会談の件。
実際に会う理由が存在していた。しかも、面子を超重んじる習近平が、トランプ様の別荘まで訪れるのは、中国国内の世論的にも小さくはないリスク....。
しかも、トランプ、習近平会談は、初期には「4月中旬」ということで調整されていたのでした。太陽節が4月15日なので「中旬では遅いのでは?」とワタクシ思っていたのですが、あれよあれよと言う間に一週間も前倒しですわ。
以上は事実です。
そして会談では何が起こったか?
晩餐会の終わりのデザートのタイミングで、トランプは明らかに国際法違反のシリアでの空爆を行いつつ、習近平の耳元で「打ったぜ」と囁いた、と。
ありえない、でしょ。フツー。素人が考えても....。
つまり、トランプは習近平に事前に「何か」をオーダーしつつ、それに対しイエスと言わせたいがために、ド派手な空爆を、しかも晩餐会の途中で行ったわけですわ。わざわざ、ね。
つまり、二日目の会談を前に、トランプは前代未聞の手法でブチかました、と。
北朝鮮への経済制裁の強化ももちろん含まれていたと予想しますが、迂闊に中国からの石油パイプラインなんかを止めたら、暴発しかねない。これも素人考えで容易に想像がつくこと。
亡命を促したとしても、その後の北朝鮮の混乱は避けられない.....。
トランプが直接介入を行った際に、人民解放軍に手出しさせないこと。これも含まれているでしょう。
ただし以上は極めてジョーシキ的な“中身”。
ちなみに、山口敬之情報によれば、安倍首相とトランプ大統領のフロリダ会談にて、トランプは、「ガチでおれはやるぜ」と安倍首相に話し、具体的な軍事作戦内容を語ったそうです。
ただし、ガチでやった場合、どういった被害が発生するか? を安倍首相は確認も含めてトランプへ説明したはずです。安倍首相は、長らく安全保障のプロ中のプロです。稲田朋美はお飾りでして、実質の防衛大臣は安倍首相なのでありんす。
38度線には、100万発以上とされる“砲弾”が実戦配備されている事実。ほとんど防げず、ソウルが火の海になる危険性。昨年11月には軍属家族の避難訓練を実施したばかりですから、この件に関してトランプは当然、軍からブリーフィングを受けているはず....。日本人は現状、五万人以上、アメリカ人は軍属も含めて23万人以上、韓国内にいるとされています。
次にテ◯の危険性。北朝鮮から60年代から開発・生産を続けてきたバイオ・ケミカル・ウェポンは、現在、3000~5000トンとされています。
日本、アメリカ本土も含めて、VX、サ◯ン、天然痘ウィルス等の報復テ◯の可能性は極めて高いのが現状です。
またアメリカ軍が先制攻撃した場合、もちろん指揮命令系統のピンポイント空爆を直前に行うわけですが、命令系統の遮断(本来の斬首作戦の意味はこれで、殺害そのものではない)が失敗した場合、日本全土をターゲットとする射程1300kmのノドンが、日本に降り注ぐこととなります。
日本向けは100基が実戦配備中とされていて、核弾頭も20~40基存在していると推定されています。それが、先日の四発同時発射のごとく、いやそれを遥かに上回る“飽和攻撃”をした場合、日本近海に展開する米軍のイージス艦、及び我軍のイージス艦でも、すべてを撃ち落とすことは不可能。
ちなみに、現在、アメリカ軍は、17隻ものイージス艦を日本近海に派遣しているそうです。これは間違いなくこれまでにない数ですが、ノドンやスカッドERの我が国の着弾を100%防ぐことはできない。
山口敬之によれば、日本のイージスシステムはデータリンク化していないので、最初の一発目にすべての迎撃ミサイルが照準を定めてしまうのだとか。つまり、飽和攻撃されたら、ぢぇんぢぇん対応できないっちゅーわけ。
では日本のどこがターゲットか? もちろん在日米軍。複数の識者が口を揃えて一発目は三沢、と発言しています。もちろん、それ意外のすべてがターゲットなのは自明の理。
関東では、北朝鮮からほぼ一列に居並ぶ、横田・座間・厚木・横須賀のラインは、激ヤバなのは素人でも判断のつくこと。
安倍首相も先日明言しましたね。北がサ◯ン搭載の核弾頭の開発を既に成功させている、と。VXよりも熱に弱いとされるサ◯ン弾頭の開発成功は、弾頭の耐熱技術の開発が進化していることを意味しています。もちろん、大気圏再突入時の高熱が懸案とされるICBMへの技術転用は当然のことでありましょうぞ。
もちろん、トランプの第一の目的は、アメリカ本土を攻撃可能なICBMと、それに搭載可能な核爆弾の小型化を成功させないこと。別にトランプだから、ではなく、米国防総省は、「自国の危機」として、長らく北朝鮮の能力をウォッチしつづけ、具体的な対策、作戦を練り続けていた、と。
オバマはスルーし続けてきただけ。
またこの点に関して、トランプとプーチンの利害は完全に一致しているわけです。アメリカ本土到達可能なICBMは、モスクワにも到達可能ゆえ。
シリア爆撃も含め、今回の件に関しては、トランプとプーチンは裏で握っていると考えるのが自然。しかもトランプは大統領選挙時のロシアの援護が取り沙汰されており、特にそれが原因で、ロシア対する弱腰とか、大統領弾劾とか、大統領支持率の低下が実際に発生している。
プーチンが実際に裏でトランプを応援していたとするならば....逆に喧嘩しているふりをするのが合理的と申せましょう。
ただし、です。北朝鮮のミサイルの脅威について具体的に触れてきましたが、不思議な国がひとつ存在します。
それが中国なのです。
ICBMどころか、日本用として開発されたノドンの射程に、既に北京、上海は入っているのですよ。
しかも、三代目になってのここ5年、中国と北朝鮮は、それまでの友好国との関係性は失われているというのも周知の事実。習近平と対立している江沢民派が三代目の背後にいて、ミサイル開発の援助をしているとなれば、それこそ習近平は北京におちおち住んでいられない.....。
三代目が、叔父でありつつ、それまでの中国とのパイプ役だった人物を処刑したのは、太子党の意を受けて、先日マレーシアでテ◯られた、腹違いの兄貴とすげ替えようとしたのが理由とされています。
習近平にとって三代目はマジでヤベーやつなわけです。いろんな意味で.....。迂闊に石油のパイプラインを止めたりしたら、逆切れされて何するか分からない......。
つまり、三代目の処理は、トランプ、プーチン、さらには習近平にとっても利害は一致している、と。もちろん安倍首相もね。
ただし、迂闊に排除できないし、それこそバイオケミカル・ウェポンで、アメリカ本土で報復テ◯なんぞ発生したら、トランプの支持率はガタ落ちになる可能性があるしぃ。
さあ、どうする? でもICBMの開発は待ったなし、と。
まあ習近平としては、トランプがガチでやる気満々なのは分かっていたので、3月初旬の早い段階で、中国人旅行者の韓国へと渡航は禁止する措置を決定しつつ、3月20日には、中国人の観光客はソウルにはいない。
韓国周辺を人民解放軍がうろちょろできない状況を予測していたからでしょう。THAAD配備を理由にして、アメリカの意を汲んだ処置とも言える。
一方、日本人観光客の渡航自粛規制は出ていない。“情報に注意”レベルのヌルヌル....。テレビで今、ソウル観光している日本人旅行者のインタビューとか見ましたが、「いつものソウルと変わらない。旅行が楽しい」だってさ.....。凄いな.....。こういう人たちが、未だに民進党とかに投票するのかな....と思ってしまいましたとさ。
ただし、そういう人たちが一定数存在するのは必然であり、だからこそ政府は自粛勧告や渡航規制を国家として行うわけです。
ただし、政府はそれをしていないのが現実.....。あ、さて?
ちなみに、旦那クリントンの時代から、アジア担当のプロ外交官として長らく極東アジアの安全保障の最前線にいた、ダニエル・ラッセル米国次官補が、トランプ政権から退いている。この人物の2016年夏の発言から、北朝鮮は警戒を強め、それがマレーシアに一件に繋がったとされる。
そんなキーマンが、トランプ政権への引き継ぎを済ませた約一ヶ月後の早い段階で退任した事実。明らかに4月がヤバイだろう、その前にヤメるってどして?
これは大いなる謎とされていて、しかし、そもそもラッセル退任の件をメディアで指摘している人はごく少数派。
ここで仮説。
“数あるオプション”の中で、ラッセルの意に沿わないものをトランプがチョイスしたというもの。
ズバリ言おう。習近平との裏取引ですわ。中国との裏取引ではなく、太子党たる習近平との裏取引。
ここで再び問おう。習近平が北京で枕を高くして眠ることができる、“絶対的な理由”があると考えるのが合理的であるのでは? と。
さて、なぜ朝鮮半島は38度線を境に分裂したのか?
朝鮮戦争。これはアメリカと中国の代理戦争。ただし、代理ちゅーよりは、朝鮮半島を舞台とした人民解放軍とアメリカ軍(国連軍)のガチバトルへと発展してしまった.....。
戦後、荒廃した北朝鮮には金日成がトップに就き、そのバックを主に中国が支えた。経済面だけでなく、インフラ等の再建にも、多くの中国資本と技術者が協力した、と。
ただし、人と同じで、いくら支援したところで、状況の変化によって、いつ国家が裏切るか? は分からない。
ので、金日成の時代から、中国は北朝鮮の監視システムを北に悟られぬよう、巧みに埋め込んできたというのが合理的な考え方である。
それこそアナログの時代であれば、スパイの養成、アナログな通信の傍受等。
昔の007映画とか見ればいいんぢゃない?
けど、デジタルネットワーク社会になった今の場合、ボーン・アイデンティティ・シリーズで描かれている世界がリアルに近いはず.....。
“三代目”が就任して満5年。それまで中国と北朝鮮の関係は友好的だった。デジタル・ネットワークの配備には中国人民解放軍が全面的にバックアップしたはず。
もちろん密かに忍ばせたマルウェア付きのシロモノを.....。もちろか“エア・ギャップ”を埋める何らかの工夫も凝らされているはず。
さすがにアメリカは、中国クラスの北朝鮮のハック能力は無いはず。各種ハックの歴史の長さと、介入度のレベルが桁違いである。
繰り返すけど、中国はそもそも朝鮮民族などハナから信用しておらず、事実として、太子党の意向を無視する三代目が現れたのが現実である。
北朝鮮のサイバー部隊は相当レベルが高いらしい。中国もしかり。アメリカのサイバー部隊でさえ、相手に気取られないよう、システム制御の奥の奥に侵入するのは至難のワザ、と。
しかし一方で、中国が、長い歴史を背景にした、北朝鮮への監視システム、あるいは具体的なマニュピレート能力を有していたら? もちろんその存在は表向き、北朝鮮には秘密。中国は北朝鮮を世界第二位の仮想敵国としているのです。
ミサイル発射失敗などというサイバー攻撃もできるけど、ビル丸ごとが北朝鮮用の監視システムでありつつ、デジタルの世界で、北朝鮮の今が再現されているようなシステムをイメージしていただきたい。
アメリカは、当然、その存在は知っているし、サイバー攻撃も可能だけれど、中国サイバー部隊ほどの“運用”はできないはず。運用というのは、精緻な監視だけではなく、下手すると北朝鮮にいる北朝鮮軍のオペレーター以上に、ロケット運用等の実際の運用を遠隔から操作可能な人材とか....。
中国としては、北京とか上海にロケット向けなければ、まっ、それで良し、と。ICBMを完成させたところで同じこと、と。
習近平(太子党)の言うことは聞かなくても、“三代目”が暴れることで、相対的に中国脅威論が減衰すれば、それで今のところはいいかなー、的な。適当に石油もあげとこー、的な。
けれどトランプ政権になってからの、ネジの巻き方は半端なかった、と。
中国にとってもトップシークレット。すべて北朝鮮の手の内を知りつつ、ICBMの開発を黙認していたのなら、それこそ国際社会では、中国 = 北朝鮮となってしまう。北朝鮮が何かやったら、それすなわち中国が共犯となるわけで.....。
ただし、習近平がフロリダ詣をするまでは、習近平の“答え”は分からなかった、と。
トランプは「中国の協力なければ、単独でも我々はやる」と度々言っているけど、ぢゃあ、中国の協力って実際は何?
ハッキリ言ってフロリダ会談終了直後の土日深夜が、初期作戦のXデーだったとワタクシは勝手に予想しているところ。マジでワインを痛飲していた次第.....。10年前だったらバリ島に飛んでいたワタクシだろう....。
んで、習近平がOK出したので、作戦はフェーズ2へ。作戦は変わった、と。
ただちに、シンガポール沖にいたカールビンソンを韓半島へ向かわせた。
射程圏外のシンガポールに避難していた位に考えて良い。
そして現在、カールビンソンは、対馬沖を抜けノドンどころか、スカッドERの射程内のいる。この事実は絶大である。
Ad.
習近平はフロリダでOKを出す。北京に帰った習近平は実際に動きつつ、週明けにはトランプというかペンタゴン及びCIA は、習近平がもたらした“成果”の検証を行い、安堵したことでしょう。
先週に入ってからのトランプのツイッターが、中国寄りになったのは、まさに.....。
Had a very good call last night with the President of China concerning the menace of North Korea.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年4月12日
相当精緻な北朝鮮のモニタリング・システムを中国から供与されたペンタゴンは、もう一回ミッションを組み直しているはず....。ピンポイント爆撃の精度と効果もめちゃくちゃ上がるわけで.....。
北朝鮮のミサイルシステムを完全に無効化可能なことを大前提にしつつ、38度線にならべられた100万発とされる砲弾は、在庫一掃予定の「MOAB」投下で何とかなるかも。まあ古いミサイルだから、ちゃんと機能するか、効果はどれほどなのか、アフガンで実験する必要があったのは必然.....。
トランプとしても、米国人の犠牲が可能な限りゼロなところで、兵器の在庫一掃をして、軍産複合体に喜ばれる道を選ぶに違いない.....。
サダム・フセインの時と違って、ある程度、各種施設を残した上で、その施設内部の映像を公開すれば、「こんだけヤベーもの溜め込んでいやがった」的に、国際世論、及び必ず出てしまうだろう特殊部隊員の損失へのエクスキューズにはなるはず.....。
ちなみに、トランプが作戦行動に出ない可能性は?
素人の勝手な憶測では、4月末までに絶対にやる。安倍首相は4月27日にプーチンと会談するけど、それまでにヤル可能性は高いと思われる。
グスグスしていると、千載一遇のチャンスを逃す可能性があるし、習近平にとってもリスクが高まる。
最近になって朝鮮中央通信がニュース配信の後に、再び、暗号の文字列を配信し始めたらしい。けれど、中国から情報があれば、世界に散らばった工作員に発信した暗号解読も極めて容易なのかもしれない.....。
ちなみに日本には少なく見積もって、工作員という肩書の人間が1000人以上、ウロウロしているらしい。またこれは協力者のことではない。一度も半島に足を運んだこともなく、ハングルも喋れず、既に日本へ帰化し日本のパスポートを所有している人の中にも、当然、協力者はいる。
そもそも銀玉ギョーカイは、未だに利益の多くを彼の国に送金し続けているわけでして....。
まあ安倍首相もホっと安堵の息を人の見えないところで吐きつつ、毎年恒例、桜の花見会ができたことでしょう。心中お察し致します。
安倍首相の立場で言えないこと。菅官房長官の立場で言えないこと。知りすぎているがゆえに、徐々に言えないことが増えている感のする山口敬之。もともとは大ファンなのですが、特にこの2週間の言動をウォッチすると老害化に片足突っ込みはじめた可能性さえ感じさせる青山繁晴....。ファンであることは変わらないので、あえて.....。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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