ワタクシ、林檎厨ではないのですが、iPhone のオーディオとカメラの“考え方”は正しい、と常々思っているところ。
誤解を恐れず言い放てば、所詮、スマホなんす。
それこそ、オーディオ、カメラ、天井知らずの世界が広がっているのはご存知のとおり。
各種専用機には敵うべくもなく。
ただし、所詮スマホでありつつも、どうユーザーを満足させるか？
この点に関しての、iPhone のアプローチは極めて正しいと思っています。
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しかも、スマホってコモディティですから、いろんな人が使うわけです。いろんな音楽アルバム、いろんなシチュエーション下での撮影......。
なのでぇ、iPhone は下手に音をイヂったり、一眼レフ並の設定をユーザーに委ねたりすることはないのであります。
イコライザーは付いているけど、多数派は、ノーマル設定のままでしょう。
カメラも、HDRをオンにしたり、フラッシュをOFF にしたりはするかもしれませんけど、ほかはそのままで、パシャっとしているのではないでしょうか？
特に、音に関して言えば、いろいろイヂくると、楽曲とヘッドフォンとの相性が気になり始めたり、一部の楽曲にはドンピシャでも、アルバム全体がもっているテイストみたいなものが失われちゃったりする傾向があると思います。
アルバムの個性が放つ、“ノリ(乗り)”みたいなものでしょうか。
微妙に整形手術しただけなのに、「あれ、この人誰だっけ？」的な芸能人とかたまーに、いるぢゃないですか。アレに近いかも、です。
余計なことしなきゃいいのにー、的な。
なので、iPhone と組み合わせるイヤフォンって、基本、モニター系が合うと思います。下手にイヂっていないベーシックな音作りのものが良い、ということ。
んで、丁度、一年前、Amazon にてポチった、オーストリアの名門ブランド、AKG 『IP2』。
やっぱり、これ良いですわ。
一応、プロ向けのモニタリング用イヤフォンです。
低音はエイジングが進むにつれ、どんどん鳴るようになる。中高音の音の分離、透明感は相変わらず素晴らしい......。
“100均”で売ってそうな外観ではあります。値段のことを考えると、かなりの確信犯ぢゃないきゃ手を出さない、とは思います。
なので、1年使って、他とも聴き比べて、やっぱりコレって凄いかも......と思っているヤツが、ここにいることをお知らせしたく。
AKG ブランドはやっぱりスルーしないほうが良いと思うんだけどなー。
IP2 がマニアっぽくお感じになるのでしたら、値段とルックスのバランスを考えつつ、『K375』なんか、マジでオススメしておきます。円安のせいで値段が一時期上がったんですけれど、また元に戻ってます。
マジ、良いっ。
とりあえず、いぢょ！
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