ということで、格安SIMのmineo(マイネオ)、ドコモ回線によるプランを提供開始して、満一周年でございます。
おめでとうこざいます、と。
ワタクシ的には、すんごくお世話になった1年でした。
なにせここ1年、まとまった通信費をほとんど払ってこなかった.......。
マイネオのキャンペーンをフルに活用したということもありますが、それにしても通信費の削減は凄かった。マイネオ、太っ腹過ぎ......。
特に、昨年の11月には、それまで二年間使っていた、WiMAX Wi-Fiルーターの契約が満了。
どうなるか? と思っていたのですが、マイネオの月3GBプラン☓3回線で、ほぼ問題ございませんでした。
なにせマイネオは、低速モードが使い放題。乗り切れた理由に、この要素も絶対に無視できない。
さらに望外だったのは、昨年暮れから、マイネオは、「フリータンク」とシステムを稼働。一回線につき、実質、1GB/月づつ必要ならダーターでもらえちゃうという仕組みなのでした。
キャンペーン無しでも、月4GB=900円ってこと。安っ!
んで、今年の年初、ワタクシはLINE MUSIC にちとハマリました。マイネオの低速モードでも、結構、イケちゃう。しかも、繰り返しますが、マイネオの低速モードは、使い放題!
今年2月には、メイン回線を、それまでのIIJmioから、マイネオへとMNPしたほどでした。
つまり、一回線分を解約した先々月以前は、ワタクシ、マイネオのSIMを四枚も所有していたのでした。
んで、現在は、メイン回線も含めて3回線。今月9月もこの3回線体制にて、「どれだけモバイル環境に対応できるか?」を実験してみたいと存じます。
え、ネガですか?
6月くらいに、それまでマイネオ事業を統括していた人物が、ケイ・オプティコム内の別部署へと、いきなし突然に移動になったことですね。
他MVNOが、かなり渋ちんなので、「マイネオの大盤振る舞いは素敵過ぎだけれど、本気でビジネスとして大丈夫なの?」と思っていたところでした。
そこで調べました。
ケイ・オプティコム自体が優に1,000億円以上の年間売上げを誇る大企業なのでした。ただし、マイネオ事業部発足前後から、純益が10億単位で減損しているのでした......。
ケイ・オプティコムの親会社は天下の関西電力ですから、まさに親方日の丸系。
資金力は絶大なれど、一民間企業として、どうなの? と。
6月あたりは、回線増強のほうも様子見だったし、果たして今後のマイネオはどうなるのか? 的な気分にはなっておりました。
が、です。
8月に入ってからの回線増強っぷりは凄い。
しかも、来年2月には渋谷の一等地に、なんとビル丸ごとマイネオな直営アンテナショップをオープンするのだとか!
やっぱり、ケイ・オプティコム、お金持ち~・www
広報なんかもきっと、ここに置くと思うので、パブリシティにも有利に働くと思います。
ちなみに、天下のIIJmio も、一軒くらいは直営のアンテナ・ショップが欲しいと、上層部に稟議上げたら、そんなコスト掛かることダメ、と一蹴されたらしいです。
まあ、緊縮財政、財政規律一辺倒の財務省天下りが社長を務めている限り、IIJmioにとって、贅沢は敵であり続ける模様.......。
ただし、ショーバイってそういうものではないですよね? 官僚なんかが民業に口出ししたら基本ダメでしょ。特にIIJmioは大衆相手のB to Cなんですしねぇ。
ただし、逆パターンもあり。
IIJmioが、全国の郵便局を窓口として、格安スマホセットを販売するのがチト、ニュースになりました。じつは、マイネオも同様の話を日本郵政に持って行ったら、ケンモホロロだったので、マイネオの中の人は、IIJmioのニュース聞いて、ビツクシしたそう。
理由は簡単。社長が勝栄二郎だからですよ。
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あと、マイネオは、大判振る舞いで、一気にシェアを獲りに行く予定だったのが、伏兵たる、特に楽天モバイルの勃興によって目算が狂ったことも大きいはず。
マイネオのビジネスモデルは、基本、ネット経由重視なわけですけれど、その客層が、SIMフリーの格安スマホとセットという分かりやすい商材もあって、ガっと流れちゃった。
もちろん楽天ブランドの認知度の高さも背景にあり。
かつ、昨今、リアル店舗に圧倒的な優位性をもつワイモバイルが、格安スマホ&格安SIMをターゲットに絞って料金を設定、実際、DIGNO Eとか、Android One とか、めっちゃ売れている、と。
また広告宣伝費を極限まで削って、絶対的な低価格化を狙うDTI SIMが、そこそこマニアな層をターゲットに出現。
ぶっちゃけ、修羅の世界ですなぁ。
とはいえ、マイネオの契約者数は、現在37万回線まで成長。
ブランド別シェアでは、OCNモバイルONE、楽天モバイル、IIJmio、マイネオ、BIGLOBEの順となっていて、既にマイネオが格安SIMブランドの中では、かなりの存在感を発揮し始めていることが分かります。
楽天モバイルの伸びには及びませんが、楽天モバイルの場合、肝心要の通信品質のほうが“アレ”らしいので、結構な流出も見込めるはず。マイネオはそういう人たちの受け皿として機能しやすいのではないでしょうか?
勝負はこれからってことでありましょう。
ということで、これからのマイネオも、ワタクシ、一ユーザーとして、応援させていただく所存でございます。はい。
とりあえず、いぢょ!
【追記】
ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ。
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