2012年3月31日土曜日

続「マクド」について


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カンブリア宮殿の最新マクド編の、
シークエンス2、「♯2 原田が語る経営の鍵」、いってみましょ~

投資してこそ成長あり、と。

当たり前ですな……

ただしフツーの場合、「ただ足してゆくことが改革」だと勘違い、と。
足して+足して+足して、その辻褄あわせも足し算とかなりがち……。

けど、違うよ、と。あなた足し算しか出来ないのですか?

まずは現状を見る。

でもって、やらないことを決めて、その「やらない分」を投資にまわす。
これぞ、戦略、と。

「なにをしないか決める」ことがとても大切、と。

なるー。これ、ダイエットにも通じますな 笑

たとえば原田氏がマクド社長就任当時は、

めちゃくちゃメニューがあったらしい。
それを超スリム化したらしい。

メニューをシンプル化すれば、

「Made for You」の新オンデマンドなシステムも導入しやすくなったはずです。

次。「マーケットリサーチするな」と。

たとえば女性にナニが食べたい?とか質問すると、
サラダとか、ローカロリーとか、オーガニックとか言うのがオチ。


結果的にマクドではサラダ販売は不振だったし、
そういうこと言いがちな女性が、

平気でダブル・クォーターパウンダー頬張っていたりする……のが現実。
マーケットリサーチでは本音を聞き出しにくいし、
それこそ顧客の予想を上回るのがプロでしょ、と。

おっしゃるとおり。

また社長就任当初には、
総売上が4000億円を下回っていた当時のマクドで、
6000億はいくことと、その理由を明示したらしい。

司会の村上氏はわざと原田氏に
「ハンバーガー(なんてもの)だからここまでのV字回復できたのでは?」みたいな
わざと煽る系の質問したのですけれど、
原田氏は商品開発に関しては、
コストの定義が分からないとしつつも、
ハンバーガーの場合、サプライチェーンのインフラとか、
マーケットのテストとかにもかなりコストがかかるので…と、
工業製品との違いを述べつつ、
しかもレタス一枚のグラム数まで綿密に詰めるわけで、
難易度はかなりのもの、と述べた。

また日本の工業力もひとりひとりの
職人の技、匠の技が支えている場合が多く、
ハンバーガー同様の「ピープル・ビジネス」の側面が強いとのこと。

マクドナルドの基本的なビジネスモデルは、
規模の小さな飲食業(サービス業)はもちろんのこと、
工業製品等を作る会社でもほとんど変わらないのではないか?
との弁が印象的でありました~。




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