2012年3月16日金曜日

「本屋」について


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地元で30年以上経営していた本屋が廃業した。

インデペンデント系ですな。

パートのおばちゃん達の雰囲気を眺めても「本読んでる」って感じないし。
なんか数だけ多かったりするし。
↑ 接客とか基本的に……かなりひどかった系

基本的には取次に配本はお任せ的なノーコンセプトの店だしぃ。
品揃えは、振り返ってみれば、そんなのを30年積み重ねてきた系だしぃ。
にもかかわらず、明らかにショバ代は高そうな場所だしぃ。

ご時世を鑑みても、まあよく続いたほうかな、と。

とはいえかなり寂しかった。

ただし、速攻でチェーンの本屋が入った。

資本は東京西部にテリトリーをもつ私鉄でありつつ、
当然、店舗展開はかなりのもの。

改装も終わり。オープンっ。

広っ。こんなに広かったの?

あー、パートのおばちゃん達がダベる声が聞こえてきた
レストエリアとか、すべて無駄なスペースは取っ払ったんだ……。

結構、提案型の書籍ラインナップで、感心した。

地域性とかかなり精度高いデータを親会社はもっているだろうし、
それにプラスして「提案」みたいなものがしっかりある。

ほっとしました。正直。
ちょっと知的な構成ですしぃ・笑

が、全体をツラ~と眺めて、店でてから「あれ?」と思った。

自動車雑誌とかあったっけ?

再び入り、探しました。

マジで探したんですわ。

すっごく広いんですよ。

でも、棚の中の片隅にたったの二列……二列、だけ。

確かに隣のビルの四階、徒歩二分圏内にもちっとフツーな構成の本屋あるし。

隣町には、逆に雑誌だらけで構成されている本屋もある。

地域データだけではなく、近所の競合との関係性も
ソートー緻密に考えた内容なんだと思います。

けど、たった二列って……

確かにコンピニなんかでは、とっくの昔に
クルマ雑誌撃滅地域。

でも特に土日は外車ばっかりの地域なんですけどねー。
田舎っすけど 笑

まあ、きっとこれが現実なんだろーな……

親会社が私鉄だろうが何だろうが、
事業部としては、本屋って、当然いまやまったく甘い状況にはナイわけで……
ギンギンダイエットな商品構成なんだろーなーとは予感するわけです。

ちょっと散歩の楽しみが増えた、というご報告でした~。

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