2016年2月20日土曜日
格安SIMの新相場! 4GB = 980円。AEON MOBILE・イオンモバイル【格安スマホ】
つ、ついに『イオンモバイル』が、独自の格安SIMベンダーとして新生デビューでございます。
格安SIMも、新たなフェーズに突入ですなぁ。
そもそも『イオンのスマホ』という言葉は、結構、有名。マイネオの調べでは、「イオンのスマホ」と「楽天モバイル」の認知度の高さがずば抜けているそう。
実際、楽天モバイルは、2015年度は、相当な数のユーザーを集客した模様。しかも、端末とセットが多いのだとか.....。
ただし、楽天モバイルは、即日MNP可能なリアル店舗の数が圧倒的に少ない。
『イオンのスマホ』に関しては、イオングループが日々、帯(おび)で契約しているテレビCFの威力が凄いはず。地上波に少なくないお布施を払っているので、代理店動かして、無料でニュース化することなどもお茶の子サイサイ、と。
ただし、そんなイオンも、MVNO化して、独自ブランドの格安SIMを提供してはいなかったのでした。
家電量販店と同じく、流通業に徹していたと申せましょう。
けど、ついに、自らMVNOとなって独自格安SIMを提供することになった、と。
様々な会社が提供する、様々なサービス・価格設定の格安SIMを販売するのが、段々と手間になってきたみたいですね。
イオンモバイルの売りは、なんといってもリアル店舗での対面販売ですから、店員さんの教育だって手間なわけだし、だったら、自らがMVNOとなってしまおう、と。
もちろん今後の格安SIM。格安スマホの需要拡大も見込んでのことでしょう。
ただし、イオンモバイルはL2接続ではなく、どこかの格安SIMベンダーをMVNE にしているとのこと。
今までのイオンモバイルの流れを振り返ってみると、イオンモバイルのMVNE は、IIJmio なんぢゃないかな~とは勝手に推測しているところ。
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既にイオンは、全国のイオン店舗で、IIJmioの即日MNPが可能になっている。そのためにはお安くはないだろう、ドコモの端末『ARADIN』が必要。
IIJmioだけが負担するのではなく、イオンもドコモ端末の設置には少なくはないコストを払っているんだろうなー、と思っていたのですが、イオン本体が格安SIMを売り出すとなれば、納得ですわ。
しかも、今年開放されるとされるL1接続への対応を鑑みると、技術面でのIIJmioの信頼性の高さは大変、魅力的なことでしょうし。
IIJmio にとっても、L1接続はお安くない投資みたいだし、ここはイオンと組んで、一気にユーザー数を増やす作戦かな、と。
楽天モバイルもリアル店舗には、まだまだ弱いのでして、やっぱり全国に散らばるイオン系ショッピングモールの存在感はデカイ。
イオンにしても、集客のネタにしたいわけだし。最強かな、マジで。
ワタクシ自身、今回、IIJmio からマイネオへと、すべてオンラインでMNPを敢行してみたわけですけれど、確かに簡単なんですが、多数派がPC上での作業をホイホイ出来るか? は、はなはだ疑問......。
楽天モバイルも知名度は高くとも、繰り返しますが、やっぱりECの会社でありまして、リアル店舗には、マジで弱い.....。
きっとイオンモバイル、上手くいくと思ったりします。
しかも、です。
今回の発表で最も驚いたのは、料金プラン。
ギョーカイの相場ともいえる、3GB = 980円プランが存在していないのです!
で、そのかわりに、4GB = 980円となっ!
5GBプランもないですが、6GBプランはあって、それは、1480円。DMMモバイルの丁度、中間あたりなんですね、これが......。
IIJmio としては、イオンモバイルとDMMモバイルがガチにならないよう、配慮したってところかな・笑
でも、ギョーカイの基準値である、1000円弱のプランを、4GB に設定してきたのは、凄すぎ~。
イオンがやってきた以上、他も追従しないわけにはいかないでしょ、これ......。
ただ、きっと様子見だろうな。イオンの破壊力がどれだけのものか予想できないし.....。
あと、ここで気になってくるのは、セブン&アイがどう出てくるか?
イオンにはあって、イトーヨーカドーには無い商材って、ちょっとどうなんでしょ?
イトーヨーカドーは叩き上げの社長がブチ切れて退社しちゃったばかり。そもそもセブン&アイ・ホールディングスの中では、業績が悪いのであります。
鈴木会長がどう出るか?
真似はしないのが鈴木会長の流儀だもんな......。
いきなしコンビニで格安スマホを売りに出したりして・笑
でも、絶対に何か考えているにちまいない.......。
auとか、ソフトバンクとか、それって何? みたいな時代が速攻で訪れちゃうかも.......。マジで。
だって、大抵の人は、月々のスマホ代、1730円(税込み)で済んぢゃうはずだもの......。
ともあれ、です。
イオンモバイルが新たに打ち出した、4GB = 980円という“新基準”にはビツクリした、というオハナシでございました。
とりあえず、いぢょ!
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