2016年2月24日水曜日

ワイモバイル版iPhone 5s。そのメリットを真剣に比較・検討してみたっ!【格安スマホ】


地味~に話題になっている、ワイモバイル版iPhone 5s

ワイモバイルから正式な“価格”も発表されたので、ここで、そのお得度を真剣に比較・検討してみたいと存じます。

まあ、ワイモバイルとしては、主戦力だったNexus 5(2013)という魅力的な商材が実質無くなってしまった今、“次なる柱”として、iPhone 5s に白羽の矢を立てたということでしょう。

本当は、ワイモバイルは、2月くらいから取り扱いをスタートしたかったはず。けど、iPhone 5se との絡みもあって、3月スタートとなったのでしょう。

ここで、大前提としては、iPhone 5s の後継として、3月下旬には、iPhone 5se が登場するのは必定とされていることがひとつ

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また、iPhone 5s は、2013年9月発売。既に登場から二年半.....。これから2年使うと、ななんと四年半.....。

以上ふたつ、大前提として覚悟すぺきポイントでしょう。

ただ、あと2年経っても、iPhone 5sってフツーに使えちゃいそうな気も.....。Appleそのもののビジネスモデルの前途って、やっぱりヤバイんでないの? と思ったりします。

んで、ワイモバイルが用意するiPhone 5sは、色はスペースグレーとシルバーの2色。メモリは16GBと32GBのふたつ

一括でも購入可能ですが、その価格は、AppleのSIMフリーモデルと同じ。

そしてここでも超・大前提となりますが、ワイモバイル版iPhone 5s はSIMロックフリーには対応しません。わざわざ同じ価格で、SIMロックものを購入する方はいらっしゃらないことでしょう。



さて、ここでワイモバイルが設定した、“実質価格”です。← まだやってるしぃ・笑

■ 16GB

スマホプランS →1,000円/月
スマホプランM →500円
スマホプランL →0円

■ 32GB

スマホプランS →1,250円/月
スマホプランM →750円
スマホプランL →0円

なので、ニュース等で前面に出ている「ななんと、iPhone 5s が端末と通信費コミコミで、月々 3,980円~!」」というのは......

16GBモデル・スマホプランS の組み合わせ! となるわけです。

以上が基本の基本となるのですが、他にも“変数”がございます

・ MNPの場合、二年間データ増量2倍

・ もひとつは、学生の場合、12ヶ月はさらに1000円値引き

つまり、です。最安ケースは......

学生がMNPを行使して、16GBモデルをチョイスするというもの。

月々の支払は、2,980円。往年のMNP一括ゼロ円並み~・笑

んで、データは倍増なので、月 2GB。結構アリかも、です。

ただし、です。

ここで“多数派のバヤイ”も考えてみましょう。また、ワイモバイルも多数派を大前提として、料金を設定しているはずです

人物像は、学生ではなく、社会人。

基本、32GBモデルが人気ですよねぇ。

んで、プランSとプランMの価格差を見ると、たったの250円/月しか違わない

ワタクシ、基本的に16GB派なのですが、さすがに月々250円の差ですと、32GBをチョイスするよなぁ、と。

さらに、です。32GBモデルでのプランSとプランMの差額をば。

500円しか違わない。これは16GBモデルでも同じ。

つ・ま・り、です。

ワイモバイルのiPhone 5s、“本命ちゃん”の設定は、32GBのプランMなんすよ、実際問題

店員さんは、店頭で、ここに誘導するに決っている。

月3GBも使わないという人は6割程度とされています。

また、仮にMNPならば、倍の6GB使えるのですから、結構、イケてるのでは?

んで、月々の支払は?

3,980円 + 750円 = 4,730円。

ワイモバイルで契約すると保険にも入れるってのも多数派にとってはメリットでしょう。

仮に500円として、トータル5,230円。

そうそう、ワイモバイルのプランは、連続接続時間に規制はあるといっても、無料通話(通話定額)なんだということもお忘れなく。

これも、いわゆる格安SIMにはないメリットと申せましょう。

んで、5,230円に消費税を掛けると、約5,648円か......。

ドコモ版iPhone 5s 16GBの白ロムを新品でAmazonで買えば、税込み5万円ほど。月に直すと、約2100円。ここに格安SIMの3GBプランを組み合わすと、これも税込みで1730円ほど。

トータル、3,830円程度。

ソフトバンク版iPhone 5sのマジョリティ・ユーザーとの差額は、ワイモバの保険代を抜くと、約1,300円程度なのか......。しかも32GBだし.....

あと、学生だと、金額でタメになっちゃうわけか.....。

もちろんドコモ版白ロムはドコモの保険入れない通話も有料となる。まっ、激安通話の手段は今やいろいろですけど.....。

あと、ワイモバイルの回線は、ソフトバンクのダブル倍速LTEそのものなので、格安SIMのように混雑時に露骨に回線スピードが低下するということもない

あと、ワイモバイルはSIM単体でも売っているってことは、iPhone のSIMフリーモデル用に、“構成プロファイル”の提供を行っているいるかも....(← 未確認)。

なので、iPhone 5sに飽きたら、AppleでSIMフリー買って組み合わせるのも可能(かも)。Androidの場合も可能(かも)。

iPhone 5s 用に、ワイモバイルは専用のAPNを設定していて、それは秘匿されているという可能性もあるので、“好き勝手な機種変”を予定する人は、要確認ですよ。

ともあれ、よく練ってあるな、ワイモバイル版iPhone 5sの料金設定。

繰り返しますが、SIMロック解除には対応していません。でも、この調子だと、一年後にはiPhone 6 がワイモバイルから出てもおかしくないな。同様にSIMロック解除不可にて。

まあ、ワイモバイル版iPhone 5s、ガン無視するときっと損ですわ。

とりあえず、いぢょ!

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