2019年7月17日水曜日

お題『MCT オイル』。ヴァーチャル・ヴァリューとリアル・ヴァリュー【糖質制限ダイエット】


■ 具体的な 摂取方法 も開陳しますよんっ。

ということで、糖質制限ダイエットねた、ではあるものの、もちっとメタで普遍的なるオハナシ。アナタ様が“生命体”であるのなら、的な・w

お題は、『MCT オイル』。

圧倒的、多数派は知らない。認知度、低い。



しかし今や、日清オイリオは、トップモデルを使って地上波TV にてCF を流している(ちょっとだけ ...だけどね)。「これ使うと、アナタも、こーんな美しい人になれますよ」的な隠喩(直喩 ?)を込めつつ...。



んで、いまや、そこそこのスーパーマーケットに行けば、オイルのコーナーにて、オリーブオイルとか、胡麻油、荏胡麻油、米油、サラダ油なんかと一緒に、MCTオイルは鎮座している。日清オイリオ製はもちろんだけど、無名ブランドの商品も、気の利いたところだと並んでいる。

まあ、誰もが気軽にアクセスできる商材ではある。


一方で、スーパーで品出ししているパートのおばちゃんに「このMCT オイルって何なんですか?」と尋ねたところで、明白な回答はないだろう。それどころが、そのスーパーの“食品”部門担当責任者、いやいや店長、副店長でさえ、ソムリエよろしく商品特性を面白おかしく分かりやすく解説して、もちろんショーバイなのだから、続けて“成約”までもっていけるか? これもはなはだ怪しい。

 ちなみに、“ホスト”にとって“高級アルコール”は もちろん格別の商材である。なので、一流ソムリエよろしく商材の各種魅力を語れることは必須であり、さらに味の違いがガチで分かれば、尚よろしい(ここで「一流芸能人なんちゃら」というテレビ番組での、Gackt を想起していただければ極めて分かりやすい)。ともあれ、顧客は既に酔っているはず、である。味の違いが判別できるか? なんぞ極めてレアであろう。にもかかわらず、10万単位の高級アルコールのボトルをなぜにポンポン消費しようとするのか? バカラのグラスにストロングドライ ゼロ注いで、琥珀色の合成着色料を注ぎつつ、顧客の嗜好にあわせて合成甘味料を数滴、必要とあればアルコール濃度を増すために醸造アルコールも数滴....。こちらは原価、数十円で済む (バカラは洗えば、また使えるしな・w)。けどきっとご満足いただける、はず・w。いや、よっぽど原価数十円のほうが美味しいかも...。本物か? 偽物か? というオハナシではない。顧客だって、そもそもバっカ高いアルコールのアホさ加減は承知している、はず。でも、それを分かっていて、あえて消費するのである。では何を消費しているのか?      “記号” だ。脳が記号を消費している。そもそも“ヤバくね?”と(潜在意識が)思っているからこそ、オーダー入れた瞬間、ヤバいのが分かっているからこそ脳内ではドーパミンが大量噴出して快楽を得られる。そしてそのヤバさは、顧客の可処分所得にあわせてエスカレートしてゆく。“脳が作り出した、ヴァーチャル・ヴァリュー”。まっ、それで元気出て、また翌日から、可処分所得を増やす“やる気”が出るのならええんでないの? お好きにどうぞ・(いろんな意味で)ありがとう・w。とりあえず合法内であれば。で、ここでのポイントは、“あくまで資本主義下のビジネス”であると捉えた場合(ボランティアとか、採算度外視の慈善事業ではないということね)、ヴァーチャル・ヴァリューが高いほど利幅がデカイってこと。な・の・で一流ホストの皆様は、ヴァーチャル・ヴァリューの高い各種商品を、己の可処分所得にあわせて身の回りに配置するのである。結果、己のヴァーチャルな価値が自動的に上がるゆえ。港区の夜景が一望できるタワーマンション、一台2,000万円以上の高級外車、とか(そもそも、それらの商材はヴァーチャルな価値が高い、ということ。ホストクラブ行く気のない人も、まったくもって無縁の世界ではいられないっつーことでもある(ここで、そんなの いーらないって思った人、タダでくれると言われたらもらわないの?・w 売却して現金化するのも自由だよ。どう? )。もちろんファッション、インテリアしかり....。ここで「いや、そもそもクルマなんてどうでもいいと思っていてさ、でも自分で運転するなら、とくに都内とかなら、アルトワークス(= スズキの軽)で十分だし楽しいよね、それも(軽の)規格が変わる前の98年式までが軽くていいな。軽快感は失いたくないから、リア周りだけをチトだけボディ補強して、足回りは特注のオーリンズの車高調(発音:しゃこちょう)。ガチガチに締め上げるのではなく、特に初期作動のしなやかさにはこだわりたいよね。で、エンジン本体は、ぎりぎりまでボアアップして、クランクとか若干、軽量化した上で精密にバランス取りしてさ、ターボユニットは最新のセラミック、燃調も最新CPUにして、もちろんプログラム組み直したいな。けど、パッと見は、ただの軽・w。愉快ぢゃない?」、なーんて本音を語ってはダメ・爆。あくまでビジネスなんだから、特定の顧客層がいて、顧客が「何言っているんだかわからなーい」な事、言ってはダメ。ましてや、顧客でも見て分かる「古ぼけた、軽」なんつー外観は、もっとダメっつーか、絶対ダメ・w。「カッターナイフなんか、ダイソーで買えばいいぢゃん」とか言っちゃ絶対にダメ・w みたく。カッターひとつとっても「なんでそんなに高いの?」的な“こだわりの逸品”でなくてはダメ。相手にギモンあれば、滔々とウンチクは語ってあげる・w。分かりやすく、親切に、笑顔で・w。つ・ま・り、生活必需品度が高いほどに、記号としての“価格”が、そのわかりやすさゆえに肝要となる。“掴みはOK”的な・w・あくまで掴むための“手段”、“結果”。ただし、なのである。一流ホストほどに、そのリアルな外観の価値を保つため(服とかヘアメイクみたなトッピングではなく、“肉体、本体そのもの”のこと)、一流モデルや一流アスリート並に食事管理とかしてて、ヴァーチャル・ヴァリュー度の高い食事は最低限に抑えている(はず)。三ツ星レストランとかでさえ、その提供する快楽は、過剰な糖質と脂質によってもたらされているものがほとんどではある。ヘルシーイメージの和食も実は同じ。美しい内外装も含め、とにかく、顧客が求めるものがそこに厳然して存在している。だだし、スーパー超一流のシェフは、(ほぼほぼ )その体型がスリム。なぜか? だって試食、味見と称してメタボり過ぎて成人病になって体壊したり、味覚狂ったら、料理作れないぢゃん、働けないぢゃん、儲からないぢゃん。そもそも“飲み食い”の超本質に立っているからこそ、スーパー超一流たれる、わけ。でしょ?  結果、リアル・ヴァリューに徹した飲み食いを常に心がけていて、“リアル”こそがゆえに安価に上がっていたりもするわけ。あくまで一本50万円のシャンパンに比べれば超安価ってことだけど....。有機的生命体として生きていて資本主義下で経済活動を行っている....のであれば、例外なく当てはまる基本OS。つけ加えるのなら....。こと飲み食いにフォーカスすれば、高級スーパーで衝動買いしているオバちゃんと、Prime Day だから(若干は)お得、という理由でうっすら高い食材を衝動買いしまくっている“本質”は、なにも変わらない。相応、選択に関する薀蓄は開陳するだろうけど、それらはほとんどヴァーチャルな価値、のこと。では本質とは何か? と言えば、飲み食いした食材が食道を通り抜け、胃や腸で消化吸収され内蔵各種で分解され、血中に流れ出し、それがどう肉体全体に影響を及ぼすか? みたいな概念。これがリアル・ヴァリュー。チョイスする際、せめて食材それぞれのPFCバランス程度は知らないとオハナシにはならない。もちろん食材である以上、脳のコンディションにも絶大なる影響を及ぼすわけだけれど、それは脳が認識する各種快楽(ヴァーチャル・ヴァリュー)とは基本、別物 である。また繰り返すけど、ヴァーチャルな要素は、脳の感覚を麻痺させがち、ということ。致命的状態に陥る前に麻痺が始まる....。軸そのものがブレちゃう。まっ、可処分所得に応じての“仕掛け”は、現代社会では、無尽蔵に張り巡らされている。マトリックス・w。結局、マージンたっぷり載った、うっすら高いものを買わされていることに変わりはない。脳は美味しいと感じるし、作った人の食材に関する経験、技術・研鑽、こだわりには敬意は表します、けどね。けど、それは、ほぼ“物語”に終始する。その物語を脳は消費して喜んでいる。肉体そのものはどうか? マージン載せるために、必至に“物語”を(先に)紡ごうとしている商材も多い。また、(うっすら高い)消費した側は、周囲には嫌われない程度にはアピールしたいのが人の世の常。なぜなら、己のヴァーチャルな価値を引き上げることに繋がるから(上手くやれば、だけど・w )。価値ある人って思われたいよね、実際。ここでまた繰り返すけど、わかり易さ、社会性の極めて高い尺度、記号性こそが“価格”という“記号性”である。絶対的な価格 (相対とは設定尺度によって極めて虚ろなものである。Prime Day だから、安い、とかな・www ) が安ければ価値が低いと判断し、高ければ価値あり、とまずは感じるのが人、である。社会性.....。 たとえばランボルギーニとか言っても「なにそれ?」な人が多数派。デザインとか性能云々よりも、どれだけの人が知っているのか? が社会性、価値であり、フェラーリはそれだけでランボより“スーパー”であるとしていい。買えないし体験すらできないけど、知識としては何がしら認知してて、かつ羨望・嫉妬・憧憬・敬意・蔑視 などが、その脳内にある人が多数であればあるほど、フェラーリの価値は高まるのである。オーナーもな・w。商材の基本特性がそれ。まっ、どっちにしろ 街乗りしても不便なだけなシロモノではある。それがリアル・爆 。そもそも古の時代、エンツォ自体、フェラーリのレーシングカーをロードカー化したものを高額な値段で買う顧客が嫌いだったらしい(その心中、それも潜在意識下に、“”があるのか? 激しく洞察しちゃっていたんだと思う)。まっ、レース資金欲しかったら、仕方なく売っていただけ・爆。んで、です。よほどの凄っ~い人でない限り、円、ドル という言葉、概念を知らぬ人はいない。それこそ社会性の強さ。コミュニケーション能力としていもいい。ただし、通貨の価値が揺らぐときもあるし、こと同じ通貨とは言っても、元(げん)はいらないけど、ドル欲しい。中国人もな・w。となれば通貨そのものもヴァーチャルそのものなのであるけれど、それを担保しているのは、ドルで言えば、世界最強の暴力装置である軍隊であり、それを具体的に支え実現しているのは、スーパー・リアルなハイテクである。F35は売っても、F22 Raptor は日本にさえ売らない、とはそういうことね。

ということで、『MCTオイル』のオハナシに戻ろう。


事前の“洗脳”が重要である(教育、教養としてもいい。脳内のヴァーチャルな認識)。そもそも健康とか美容にアンテナを張っている人が大前提となるはず。よっぽどのお肌つやつや、超美人、かつ年齢不詳(良い意味にて)なれば、「私は、これを欠かさない」と その人が言い放つのは極めて有効、分かりやすい。あーっ、高齢者向けの健康食品も同じですな・爆。また、テレビの健康情報番組、雑誌のVERY とか美st みたいな中年女性向けの雑誌の特集とかで、比較的密度高い情報に触れてつつ、それなりに納得していないと、そのパッケージを店頭にて触れる、ということはしないだろう。今のところ、そんな商材。


ワタクシの場合.....。

朝、大さじスプーンにMCTオイルを垂らして一杯(約15mg)を飲み込むだけ。サラっとして、味もそっけもない。飲み込んでも舌とかには付着しているので、唇ナメナメして「唇、潤うかな~」とか思いながら、はいそれでオシマイ。

脳の快楽、ほぼゼロ・爆。

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効果? きっと1年後も判然とはしないだろう。1年続けたら、周囲との何かの差が明白に出て「もしかして...」と思うかも知れないけど、そんなレベルだろう。他にもいろいろやっていれば、尚更、その価値は判然とはしない。

つまり、理屈だけで消費しているのだけれど、そこには一切、短期的な快楽はない・www。未来に対する淡~い希望だけ。

価格もとりたてて高価ではない。その点でも、ちーとも 自慢にはならない・w

またリアル隣人にその効用を講釈しようとすれば、20秒くらいであくびし始め、うっぜー と思われるだけであろう。聞いたふり し続けてくれる人かいたならば、よっぽどの美容ヲタ・健康ヲタ以外は、人間関係を第一に忖度した結果に過ぎないだろう。

それが『MCT オイル』だ。

なんて分かりやすい解説だろう・www

ただし、“有効性 期待度”に関する番付が、ワタクシにはありつつ、MCTオイルは、かなりの上位につけるのは確か、ではある。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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