2013年7月10日水曜日

続「AQOUS PHONE ZETA SH-06D」


今朝読んだ石川某氏のコラム。スプリント・ネクステルは京セラの端末を多数捌いているのだけれど(ガラケー含む)、どうも孫氏は京セラとauの関係がお好きではなく(だって京セラはauの大株主だしぃ)、シャープ贔屓な傾向が強いとのこと。果たしてスプリントへと供給されている京セラ端末は、ソフトバンクによるスプリント完全買収成った後、どう変化するか?というものでありました。

なるほどソフトバンクはシャープ贔屓なのか。いや孫社長が.....なのでしょうね。


それも当たり前ですな.....。翻訳機を発明した若かりし日の孫社長に、シャープがドっカンと億単位のお金を出資したのは有名なお話。パテントを太っ腹に買い取ったんでしたっけ?

ようするに孫社長、シャープに対しては、多大なる恩がある。

シャープは国内3大キャリアにまんべんなく端末を供給しているので、今現在に至る“過去の因果”、ほとんど意識していなかったですぅ....。

またウィルコム買収の際、PHS端末は京セラ製だったんだけれど、シャープに懇願してPHS端末を作らせた(シャープに再参入させた)という経緯もある。

かたや、auの端末に必ず京セラ製スマホが設定されているのもauと京セラの密接なる資本関係ならではですな。

ふむふむ。

ちなみにドコモ2013年夏モデルのシャープ「AQUOS PHONE ZETA SH-06D」。良くできていると思うのですね。モニタもIGZOの4.8インチにもかかわらずの「FHD」。世界最先端なスペックのモニタをドコモだけに供給している。

また2012-13冬モデルの「ZETA」は大ヒットモデルとなってドコモの販売にも貢献した。

にもかかわらず、あっさりと「ツートップ落ち」。



「Xperia A」なんてぶっちゃけミドルレンジの端末(「ZR」)がベース。目先のお買い得感で80万台も売れちゃうんだなー、というのが素直な感想(きっとドコモの利幅はソートーでかいぜよ・笑)。またSamsungとドコモのただならぬ関係も相変わらずですな......。

NTT時代からインフラおよび端末で昵懇の関係だったNECや富士通はともかく、家電メーカーであるシャープって、想像以上に格下なのかもしれませんな.......。そういった要素ではパナソニックも同様で、とっととドコモからオサラバしようとしているのは、確固たる背景というか土壌が存在するのかもしれませんね。

とにかくシャープは積極的に3大キャリアに端末を供給している。au用の今年の夏モデルは「同 SERIE SHL 22」4.9インチだけど、液晶はフルHDではなく、HD。そしてSBM用は「同 206SH」でして、5インチのFHD。ここでも何となく、高いモニタ買ってあげるヨ~的なSBMの意思を感じたりもしますな。

でも、現状Apple屋さんであるSBMとしては、あんましシャープにだけ肩入れするわけにもいかない、と。もし林檎屋さんでなかったらシャープ買収したいくらいの勢いなのかもしれない.......。

昨今、イケイケな感じの「ジャパンディスプレイ」ですけれど、こちらは基本的にはモニタ専業会社であって、大株主は日本(なんちゃら産業再生機構)だったりするので、国内はもちろんどんな国の端末メーカーにもモニタを供給できちゃうところがポイント。

まあ、シャープとは明らかに立場が違いますね。


ともあれやっとAndroidを咀嚼しつつ、ガラケー機能もソツなくフル搭載しつつ、自社のトップ液晶を採用しつつで.......でも、「ツートップ落ち」って.......。やっと歯車合ってきた感じしません? ドコモにとってももったいないと感じるのですけど。いやそれぐらいドコモにヨユーがないってことでしょうね。

いぢょ。

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