2015年11月28日土曜日

悲惨。 楽天モバイル、旧APNユーザーは“激遅っ”のまま放置プレイの模様!【格安SIM】


先日ご紹介したNifMo(ニフモ)同様、後発組とも言える格安SIMブランドが、楽天モバイル。

本格リスタートから、約一年ということで、おめでとうございます、と。

で、ワタクシ、10月になって気づいたのが、今年に入ってから、楽天モバイルは、他格安SIMブランドが、ビビるほどの勢いで契約者数ほ伸ばしている、ということ。

同時に、より以前より知っていたのは、楽天モバイルが、時間帯にかかわらず激遅であること。

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実はワタクシ、6月くらいに楽天モバイルでも試してみるかな、とか一瞬思ったクチなのですが、その時点でさえ、調べてみたら、かなり遅かったのでヤメたのでした。現在はもっともっと酷くなっている模様。

凄い勢いで契約者数を伸ばしている、にもかかわらずバックボーンは増強もせず、帯域をドコモから買い増ししなかったらどうなるか?

すなわち、激遅っ。

楽天モバイル集客の凄さは、もちろん“楽天”そのものの知名度の高さが大前提。さらにもともとECの会社だから、ネットとの整合性も高い。けどね、けどさ、と。

で、さらに最近知った驚きの事実!

楽天モバイルは2015年10月6日契約分から、新APNへと移行しているということ。

10月5日以前とは、バックボーンが違うってことです。

結果、新APN は激速っ、旧APN は激遅っ というパラレルワールドが展開されている模様。

楽天モバイル銀座店が、10月29日にオープンして、平井社長も含めて賑々しく発表会が催され、楽天モバイルの進捗状況とか、新型格安スマホの発表とか行ったくせに、どうも、この“バックボーンの変更”は伏せていた模様。

繰り返しますが、新APNの始動は、10月6日から。

銀座店の賑々しい発表会は、10月29日。

バックボーン増強には相応にコストは掛かっているはずだし、実際、他格安SIMと比較しても卓越した通信スピードを実現しているのだから、フツーなら、発表会の席上で、おごそかに発表するのがフツーです。

でも実際、してないみたい。

ではそれは、ナゼか?

簡単でしょ。

楽天モバイルがリスタートした、2014年10月29日から、2015年10月5日までに契約した、旧APNユーザーは、このままサルガッソーの海に沈めたままにするつもりだからでしょう

そう、放置プレイ。

実際、旧タイプのSIMを端末に挿して、新APNを端末へと打ち込んだとしてもデータ通信は出来ないみたいです。

ここで平井社長の話を思い出します。

楽天モバイルに手応えを感じたのは、「端末のラインナップを増やした2015年2月から」だそう。

実際、そういうグラフも公表している。ただし、縦スケールに数字(契約数)は無いのですが......。

つまり、です。楽天モバイルのユーザーの場合、端末とセットで契約する人が多い予想され、それすなわち、通話回線付きのSIMをチョイスしているということでしょう。

果たしてSIM交換を無償で行うとして、SIMカード代、実質、即日MNPへの対応等、果たしてどれだけのコストが掛かるか? ってことなわけです。

あと、通話できない時間がどうしても発生してしまって、そのための補償をどうするのか? とか。世の中は、決して大人しく優しいお客さんだけぢゃないことを楽天本体は、よーくご存知のことでしょうぞ。

もちろんコストは掛け算。単価掛けることのユーザー数。

MMD総研のデータから察するに、下手しなくても軽~く10万ユーザーを超えるのでは? と勝手に類推できちゃいます。

莫大ですよ、きっと。

なのでぇ、きっと、黙テンを決め込むことにしたのでは? と。

特に、初夏に投入した、本田圭佑キャラの新CF後、具体的には8月からのユーザー数の増加っぷりがさらに凄いことになっているのは必至。

8月、9月の2ヶ月間だけでも、6、7万契約、イっちゃっているかもしれない.......。

まあ、2、3、4月の3ヶ月だけで、「もうこりゃ(今のMVNEのままぢゃ)ヤバイ」となって、でも、本社移転とかありぃーの、楽天モバイル部門の社内での位置づけをどうするのか?とか、またMVNEは他社にアウトソーシングするのか?、それとも自社でバックボーン構築してL2接続するのか? とかも含めて会議しつつ.......。

10月6日から、新APNへと移行できたのは、確かに頑張ったのかもしれません。

新APN は、最もスピードが出にくいとされる、昼間の時間帯でも、フツーに下り 10Mbps弱は出ているみたいなので、もしかすると自社でL2接続する体制を、構築したのかもしれない......。

ただし、です。

“この件”に気づいている人は、まだまだ少ないみたい。

そもそも楽天はこの件を明言していない。

楽天から広告欲しいメディアは、あえて触れない。

10月に入ってから新型の格安スマホを購入した人の中には、楽天のAPN が二種類プリセットされていたりして気づくかもしれないけれど、それ以前の人は、あえて、アクセスポイントの設定を覗くこともしないはず。

10月6日以降に楽天モバイルと契約した人は、APN設定を確認する時、二種類あることに気づく可能性が高いけれど、古いAPN のことなんぞ、関係ない人のほうが多数派でしょう。

激しくクレームつけてくる既存ユーザーに関してだけ、相手の素性見ながら個別に対応するってのが、まあ、このテのショーバイの基本でしょうか......。

とはいえ、せちがらいですのぉ。

サブっ。

まあ、いち傍観者としましては、今後も楽天モバイルの振る舞いは、要注目だなーってことですね。

とりあえず、いぢょ!

【追記 2016年4月9日】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!



ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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