2014年6月25日水曜日

au“緊急説明会”は2014年6月25日午後2時から! 通話定額・新料金プランや如何に!


そもそも朝日新聞が、5月30日の時点で、「auも来る8月中に、通話定額・新料金プランをスタートさせる」ってリークしていました。

もう1か月も前のオハナシです。

で、本日、2014年6月25日午後2時より、au田中社長登壇による『緊急説明会』が開始されるそうです。

既に、その中身のほうも相当リークされていて、日経、産経が報道していたりします。

予想どおり、「通話定額」の基本料金は、スマホで2,700円、とのこと。

ドコモ、ソフトバンクに完全に横並び、と。

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まっ、とにかく、まず通話定額化は必至なのです。

なぜなら、毎月、結構な通話料金を支払っている層は存在しているわけでして、特にそういう人たち、及び企業は、auからMNPしてドコモ、或いはソフトバンクへとポートアウトしてしまうのは必定だからであります(「au Wallet」は引き止め工作としては、確かに超・強烈ではあるものの......)。

まあ、通話定額に関しての横並びは仕方ないかな、と。

あと、基本料金を高くすることで、ひとりで何回線もの契約しつつ、端末売り払って、その後で料金プラン変更して、月々、最低限の支払いで、回線を“寝かせる”、みたいな層を、結構なレベルで排除できる、ってなメリットもあるかな、と。

とにかく、です。当然、通話定額の開始を引っ張ってしまうと、傷は深くなる.......。

1か月前のリークでは「8月中にサービスイン」とのことでしたが、どうも7月中に通話定額・新料金プランはスタートする模様。

2014夏モデルの端末のランキングの推移などを眺めますれば、今回の夏商戦ではドコモが圧勝している雰囲気.......


ソフトバンクも7月1日から『スマ放題』をスタート、と。

さすがのau田中社長も、新定額プランのスタートをちょっと前倒した雰囲気です。ゆえの「“緊急”説明会」なのでしょう。

で、ワタクシとしては、ユーザーひとりひとりがキャリアに支払う最低限のプライス設定に関しては、さすがのauも動かさないだろうな、と予想しています。

まあ月々、7,000~8,000円みたいな世界でしょうか。

で、ワタクシが気になるのは、新しいデータプランの中身。

果たしてドコモ『カケホーダイ&パケあえる』、ソフトバンク『スマ放題』がごとく、5GBで、5,000円/月みたいな、実質の値上げをしてくるのかどうか?ということ


露骨に「データ通信でこれからは儲けるぞ!」的な......。

ちなみに、ドコモもソフトバンクも、新料金プランでは、従来からある7GB/月という設定はございません。

「1GB 1,000円」ってな相場を作りたくて仕方ないのでね、特にドコモ。

明らかにケチくさい.......。

利益拡大以外の理由として考えられるのは、確かにドコモは1.7GHz帯のLTEを2013年冬からサービスインしているものの、それ以前の莫大な数のドコモAndroidユーザーは、まだ主に2.1GHz帯の中に閉じ込められている、というのがあると思います。

現在ドコモが運用しているLTEは4つの周波数帯。

800MHzは、確かにプラチナだけれど、人がそもそもいない山間部や離島とか用。

1.5GHzは、2.1GHz帯でフォローしきれないピンスポット用。

1.7GHzは、東名阪限定免許で、確かに混雑する街中対策としては、超有効。帯域も広い。ただし、2013年冬モデル端末からの対応であって、全体の数からすれば、対応する端末のほうが限定的。

2.1GHz帯が、やっぱりメイン。

ちなみに、2012年夏モデルの主役級だったドコモ『Galaxy S3』の2年縛りが切れる時期でもありますが、これなんかLTEは2.1GHz帯のみの対応です。2012年秋モデルまで、それなのです。で、やっと2012年冬モデルとなって、デュアルバンドとトライバンドが登場することになるのです........。

ドコモは相変わらず、2.1GHz帯に大きな負荷が掛かっているぞ、と。

で、そんなドコモ事情は、ソフトバンクも似ているのです(ドコモほどぢゃないと思いますけど)。

現在のダブル倍速LTEは、めっちゃ速いです。それは良い・笑

が、ダブル倍速LTE、つまり2.1GHzと、1.7GHz両方に対応する端末は、2012年秋登場の『iPhone5』以降となります。Androidに至っては、2013年冬モデル以降.......。

電車の中とかでも、未だiPhone4s系を見掛けることは少なくないわけでして、ソフトバンクとしては、900MHz帯のLTEが軌道に乗るまでは、2.1GHz帯の負荷をチャンスあれば、落としたいと願っているはず.....


まあソフトバンクとしては、auの新料金プランにも速攻対応する予定だし、まずはドコモの数字に合わせてみただけ、的な印象です。

けど、auが、そんなのに付き合う必要はあるのかな?、ということ。

auは、2012年冬からLTEを本格始動。ハナから端末は、800MHz帯と2.1GHz帯の両方に対応しておりました。あと、1.5GHz帯も。

2.1GHz帯は、勝手な予想としては、Jobs - 孫ホットラインによって、無理クリ決められたバンドであって、基地局の整備は遅れ気味だった、と。

けど、サービスインから2年も経っているので、基地局の整備のほうもかなりの拡充。800MHz帯のほうは実人口カバー率98パーセントということで、今やパーペキ、言うことなし、と。

で、2014年夏モデルの端末からは、CA(キャリアアグリゲーション)にも対応しており、帯域のさらなる効率的な利用が可能になっています。

なので、auさんには、ぜひ、従来どおりの“7GB / 月”という通信料制限は死守していただきたい。

その上で、ユーザー側に立った、柔軟なるデータ通信の料金体系を実現していただきたく存じます。さあ、田中社長、漢(おとこ)を上げてくれるか、期待して待ちたいと思います。

とりあえず、いぢょ!

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