2014年4月12日土曜日

新登場『Galaxy S5』と愛機『Nexus 5』をガチで比較してみた! 【稼働機】


はい、2014年4月11日より、世界で同時発売(日本は除く...)されたSamsung『Galaxy S5』です。

稼働機を触れる機会を得たので、その印象と、Google謹製でありながら同じく韓流たる、愛機『Nexus 5』(EM01L / LGD821)と比較してみました~。

まず、単体で触れてみた印象は.........「まったくもって悪くない!」・笑



すごく軽い印象でしたが、実際は145グラムありますので、5インチクラスのガラスマ達と比較すると、似たような世界。

一方、『Nexus 5』は、たったの130グラムだったりします♡

ともあれ、『Galaxy S5』の軽~い印象は、極めてフラットな筐体と、筐体周縁部のラウンド形状、さらに背面のディンプル加工された樹脂の“適度なグリップ感”の相乗効果だと思われます。

基本的なデザインとか持った感じに関しては。既に日本で販売されている『Galaxy Note 3』のノリをイメージしていただければ、ドンズバか、と。

で、インターフェイスに関しては、Samsungにしては大きな変化があります。

それは、ホームボタンの左右にある“ソフトウェア・キー”の変更(今まで、Android 2.x時代をずっと引きずっていたのでした........)。

メニュー・キーが無くなって、左に“履歴”、右に“リターン”となっています。

Google謹製『Nexus 5』の場合は、Android4.0以降同様、左に“リターン”、右に“履歴”です。

一応、Samsungにも意地があって、『Nexus 5』とは逆にしてみましたぁ..... みたいな格好ですかね・w

“履歴”って、結構、“積極的に使うと便利”だから、まあ、左右どちらにあってもいいかな、と。

で、『Galaxy S5』、モニタは5.1インチ。5インチの『Nexus 5』よりはチト広い。けれど、同じく韓流の『LG G2』の5.2インチには負け、です(『G2』は『Nexus 5』のベースとなったモデルと言われています.....)。

また、『Nexus 5』や『LG G2』がLG自慢のIPS液晶であるのと比して、『Galaxy S5』のそれは、Samsungがこだわり続けている、有機EL。有機ELで5.1インチのFHD(フルHD)を実現しています。

先代『Galaxy S4』のピクセル素子と比較して、ひとつひとつのLED(AMOLED)が小型化されているのも特徴です。素子そのものは小さくなったのに、ひとつひとつの輝度は高くなって描画を安定させるという進化っぷり。

実際、すっごくキレイ。

実はワタクシ、有機ELのファンです・w。黒がすっごく黒くて、これは『Nexus 5』のIPS液晶でも真似できない世界......。小さい文字とかもクックリ&ハッキリ。ただし、です。旬の寿命が.......。短すぎるぅ。果たして“寿命問題”に関して、『Galaxy S5』がどれだけ改善されているかはナゾ。まあ、1年で次を買えばいいのですがぁ・w

またモニタ側の変化では、『iPhone 5s』同様、指紋認証機能がホームボタンに追加されています。モニタ下部からホームボタンへと“指を上から下へとスライド”させて指紋認証を行うタイプ。

実際ワタクシも『iPhone 5s』で日々、指紋認証を行っていますけれど、ハッキリ申し上げて、超便利な機能ですね。左右の親指をダブルで登録したら、認識度も間違いなく向上して、「認識しない」なんてケースはほとんど無くなりました。

今後、ハイエンドモデルのスマホに関しては、何らかのカタチで指紋認証機能を取り入れるのは必至の時代になると思われます。



さて、次に背面に関してですが、先に述べましたよう、ディンプル処理は間違いなくグリップ感を高めてくれています。

で、今回の『Galaxy S5』になってから、ついにSamsungも防水・防塵(IP 6/7)になったのですが、ななんとこの背面カバーは脱着可能で、電池交換できちゃいます

電池交換できると超便利っす。ここもSamsungのこだわり、でんな。

やっぱり譲らないところは譲らないし、それはユーザーのメリットにも繋がっていると思います。

そして、カメラ下にある“窓”は、「心拍数センサー」。専用アプリを起動してから、指をタッチすると、心拍数を簡単に計測できてしまうというシロモノです。

あと、この背面カバーが外せるという特性を利用して、「Qi充電」に対応する純正オプション・カバーに交換することができたり、背面カバーにモニタ側を覆うフリップカバーが付いているタイプを用意したりして、まさに至れりつくせりっだったりします。

サードパーティ製のそれらを付けると、必然的にスマホは厚みを帯び、相応に重くなる......みたいな世界からはオサラバというわけなんす。

うーん、よく考えられていると思います。

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で、次にカメラ

アウト側が1600万画素、イン側が210万画素。スペック的には大したことないかも、です。

が、マジで役立つ機能を新搭載です。

まず、ピンあわせが、めっちゃ速い!

はっきり言って、『Nexus 5』でも『iPhone 5s』でも日々撮影していますけれど、動く被写体とか、もちっと早くピンあわせしてくれたらなぁ~と思うシチュエーションは多数なのです。

ワンポイントずれるんですよねぇ。0.3秒くらい......。マジで......。

で、『Galasy S5』は、一眼レフカメラなどに搭載されている“位相差センサー”を搭載しているのでした。

ピンが速くて、マジ役立ちそう。いいなー、これ。

さらに“選択フォーカス”



これもスマホに欲しかった機能。

奥行きのある写真で、手前にピンが合ってて、奥がキレイにボケてたら嬉しいってのありますよね? 

一眼レフとかだったら、超・明るい単焦点レンズなんかぢゃないと、ちょっと無理なボケ味、なのではないでしょうか......。

それが簡単に出来ちゃいます。ワンアングル・ワンシャッターで、同時に三枚の写真を自動撮影して、ユーザーがピンの位置を後から選択するという機能なのです。

これもマジ欲しい・w

あと、『Galaxy S5』のカメラでは、4Kで動画も撮れます。ソニーの『Xperia Z2』なんかもそうですけれど、『4K』への対応も時代の趨勢という感じです。



ここで、『Nexus 5』と並べてみます

『S5』の縦横は、142mm × 72.5mm。

『Nexus 5』の縦横は、138mm × 69mm。

やっぱり、『Galaxy S5』は大きいなー、と・w。ただし、手に持った感じは似たようなものですけど・w。

あと、『Nexus 5』のホームボタン系は、モニタ内に配置されている。一方、『S5』のホームボタンは、モニタ内ではなく、下部ベゼル。

モニタの広々感は、やはり0.1インチの差とは言っても、『S5』の勝ちですな。



あと、「厚み」。

『S5』は、8.1mm。

『Nexus 5』は、8.6mm。

この世界での厚み=0.5mmは、かなり大きいぞ、と。『S5』のホールド感の良さってこれも絶対に効いている。しかも背面カバーは脱着可能というのですから恐れ入ります。

もちろん『Nexus 5』のバッテリーは固定式ですね(防水でもないしぃ・トホっ)。

あと、SoCに関しては、『S5』は、Snapdragon 801。同800搭載の『Nexus 5』のクロックアップモデルですね。クロックスピードは2.5GHzで、『Nexus 5』の2.3GHzよりは着実に速いぞ、と。

そうそう『S5』は、ダウンロードの際、4G・LTEのデムパと、Wi-Fiのデムパをブレンドして、ダウンロードスピードを格段に上げるという飛び道具「ダッシュボード・ダウンロード」も新搭載です。

今後、他社スマホでも採用するモデルが登場するのは必至の新機能でしょうか。

ということで、「MWC 2014」(@Spain)での発表時では、「大して変わり映えしねぇ....」みたいな評価の多かった『S5』なのですが、実際に触れてみると、超手堅いし、ユーザーの立場に立った各種性能がてんこ盛りの印象です。

世界的大ヒットとなった先々代『Galaxy S3』の丁度、“買い替え”時期にも当たるわけでして、まあ、Samsungファンの期待を裏切らない仕上がりなのではないかと思ったりいたします。

王者の風格っちゅーか。超~手堅いっちゅーか


あと、ちょっと面白いのが、Apple『iPhone 5s/5c』とGoogle『Nexus 5』の向こうを張って、Samsungも『Galaxy S5』からSIMフリー端末を日本市場にも投入するのでは?と予想されているところ。ドコモとの蜜月も終わったわけでして、激しく有り得るわけですな。

とりあえず、いぢょ!

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