2012年4月1日日曜日

続「マクド」について

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マクドの業績低迷は1997年にはじまる。

故・橋本龍太郎首相が消費税5%へと増税した年。

デフレ元年。

カンブリア宮殿のシーンクエンス♯5が『店舗』についてなのですが、
まず2年前に400店舗閉鎖を発表しつつ、
原田氏はあと「1000店舗は入れ替えたい」と述べていた。

現在3300店の1/3近くを入れ替えるぅ?

凄い投資……

店かぁ、と思いつつ、思い浮かんだのはスタバの存在。

調べてみると、日本には1995年に上陸。
現在は国内で1000店舗を優に超えている。



マクドが安かろう悪かろうでイメージ落としたところに、
客単価高そうなオイシイ客層を
ゴソっとスタバに持って行かれちゃったのかもしれませんね。



もちろんコーヒーが主体の外食と、
あくまでハンバーガーが主体の外食では業態が違う。
またマクドは大前提が「キッズ&ファミリー」だったりもする。

ただし、スタバのフードメニューは明らかにマクドとカブっているし、
バラエティーも今や凄いな、スタバは……
選べるという点では遥かに優っているかもしれません……



 共通点もあって、どちらもアメリカが発祥。

そしてスタバのおサレ~っ
なイメージに大いに貢献しているが、
店舗そのものの空間デザインだし、
店内禁煙というのはキッズ&ファミリーにも優しい、と。
あと、立地もすごく考えている。
無闇な出店攻勢はかけておらず、
逆に、たとえば吉祥寺なんかでは六店舗も集中してあったりする。
吉祥寺だけで6店、ですよ。
出店場所のブランディングも凄いわ。



領収書もっていけば、
当日に限り100円でコーヒーおかわりできるから、
二度目行けば……実質一杯200円だから、
一杯140円のマクドとは大して変わらない、かもしれない……。

きっちり、そういうところは抑えているスタバ……

やっぱりスタバの存在ってマクドにとって大きいんだろうな……。

業態がビミョーに違うからこそ脅威なのかもしれぬ。



人の質、商品の質、そしてハコの質も上げてゆく、と。
目指せ売上7000億円、と。


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