2014年5月19日月曜日

ドコモ『Xperia A2 SO-04F』と、Apple『iPhone 5s』をガチで比較してみた!


ハードウェアのスペック、ほとんど同じなんだから、かなり安くなっている『Xperia Z1f SO-02F』を買えばいいのでは? などとも思う今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか~。

今回は2014夏モデル、ドコモ『Xperia A2 SO-04F』Apple『iPhone 5s』をガチで比較、です。

そもそも『A2』のベースとなった『Z1f』は、ドコモがAppleと契約する以前の段階で、“iPhoneキラー”としての命を受けて企画されたモデル。

並べてみると、一目瞭然、筐体のサイズは、ほぼガチですね。

ただし、『iPhone 5s』のモニタは4インチ、『A2』のモニタは4.3インチ

0.3インチほど『A2』のほうが大きいわけですけれど、Android 4.0以降は、ホームボタン等がモニタ内に常駐してしまいます。0.3インチ分のアドバンテージは、そこに喰われてしまうぞ、と。

ちなみに、ホームボタン等をタッチセンサー等のメカニカルタイプとし、それらをベゼルに配置して、モニタの実効面積を広げるという選択肢もありますが、『Xperia A2 SO-04F』は、そうしていません。

ということで、モニタの広さという面では変わりがないように思える2台ですけれど、使い勝手という点では、ビミョーに違っております。

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『Xperia A2』というかAndroidの場合は、アプリごとにフォントサイズの微調整が可能なものが多く、「文字が小さすぎて何とかしてくれー」といった場合、何とかなることが多い・笑 またOSレベルでも文字サイズの微調整が可能。

一方、『iPhone 5s』に関しては、ブラウザ『Safari』等、Dynamic Type機能をサポートしつつ、文字サイズの変更が可能なアプリも存在はするものの、極めて限定的ですね。

特に日本語のように画数の多い文字を使用している言語の場合、どうもAppleのUIは、アルファベット大前提にデザインされているようでして、小さ過ぎぃ~が目立ちます。

ぢゃあ、『Xperia A2』の圧勝なのか? と問われたら、実はそんなこともありません・笑

たとえば『iPhone 5s』の『Safari』ブラウザーの場合、スクロールすると、自動的に上下のタスクバーとかが隠れます。狭い画面を広く使う工夫が凝らされています。

一方、『Xperia A2』の場合、タスクバー等が常駐するアプリが多く、「画面をより広く使う工夫」に乏しい雰囲気が漂うことが多い.......。

その理由は、そもそもAndroid 4.0の歴史は、4.7インチ画面の『Galaxy Nexus』から始まっており、その後も、特にハイエンドモデルとなれば、“更なる大画面化”の歴史でもあるわけです。小さな画面を前提とした工夫が乏しくなるのも当然でしょう。



これは4.5インチ画面のau『AQUOS PHONE SERIE mini SHL24』などをイヂっていても感じること。

しかも当の『iPhone』が次は4.7インチ&激薄6mm台で登場するのはほぼ確定的........。



果たして、4.5インチ以下のハイエンドAndroid機の存在意義ってのが、さらにビミョーなものになっちゃうかも.......。そもそもドコモがiPhoneを扱うようになったことで、“対iPhone”なる概念が、我が国では過去のオハナシとなったわけで........。

しかも、ガラスマ機能を強要されるガラスマ・メーカー勢が、6mm台の薄さの端末を作れるか? と言えば、ソートーに疑問。薄ければ、画面が大きくなっても女性の手にも優しいぞ、と。

またiPhone のモニタが拡大すれば、OSとかアプリの設定をイヂらなくても、“文字が小さすぎる問題”の多くが自然と解消してしまうぞ、と。

ではやっぱり我が国での『iPhone』の天下は続くのか?

きっと続くと思います・笑

けど、日々、『iPhone 5s』を使っていて、致命的と感じる部分があります。

それはAppleが提供する『音声認識』に関してです。ダメダメすぎー・笑

もちろん現状ではGoogleのアプリを使えば良いのです。でも、iOSとのシームレスな連携が取れていないから使いにくい。

で、音声認識が活躍する時代はこれからなんです。それは腕時計とかメガネとかのウェアラブルデバイスとの連携の部分で........。クルマに搭載する場合もそうですよねー。

『iWatch』とか出るとしましょう。時計なので当然、画面は小さいので、“音声コマンド”が主力となると思います。その時、特に日本語の認識能力低かったら、ダメダメでしょ?

iPhoneが狂ったように売れている、実際、シェアが高い日本国の言語でこの有り様なのですから、英語以外の言語に対する認識能力って推して知るべし。最早、Googleから音声認識のAIを買わないと間に合わないレベルでしょう。

ワタクシが『iOS 6』にゲンナリだったのは、間違いなく「Google」を意図的に、かつ積極的にハズしたOSだったからなのです。Googleがどうしたというより、サービスの主体がクラウド側に移っていて、常にクラウドと接続可能なスマホで、Googleを意図的にハズしたら、超絶使いにくい端末になるに決まっています。

一方、『iOS 7.1.1』を使っていて感じるのは、『iOS 6』時代と較べて、OS上では、かなりGoogleと和解したのだな、ということ。『iOS 8』ではさらなる和解を期待したいところ。

そうしないと、結局、『使いにくい』となって、iPhoneからユーザーは離れてゆくだけ.......。

そのあたりはティム・クックCEOはよく分かっていると思う。なぜならクック体制になって作られたOSこそが『iOS 7』ゆえ。

そして、次期『iPhone 6』こそ、クック体制となってイチからハードウェアを作った、初めてのiPhoneとなります。

期待できるんぢゃないかなー、と思います。

やっぱりいろんな意味で「待ち」・笑

たとえば、最新のワイヤレスヘッドフォンなどで物欲を小さく満たしつつ、この夏を乗り切るのが吉なのではないでしょうかー。ソニー『MDR-EX31BN』、そのノイズキャンセル機能は、話題の『Xperia Z2』のものと同じでーす。



とりあえず、いぢょ!

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